自分は要領が悪くて仕事が遅いと悩んでいませんか?
自分は要領が悪い→仕事ができない
と思ってしまっては、初めから諦め状態になってしまいます。
まずは、気持ちが負けてしまわないように、切り替えるところから始めましょう。
考え方を変えてみる
要領が悪い→仕事ができない→自分はダメなやつだ
という気持ちになっていないでしょうか?
そんな負のループからは抜け出しましょう。
要領が悪いと思っているのなら、どうすれば速くなるのか考える必要があります。
要領が良いというか、そもそも全体的に動きが速かったりせっかちな人がいます。
自分がそういうタイプではないのに無理に真似をしようとすると苦しくなってしまい、やっぱり自分はダメなんだと思ってしまう。
そんなことを繰り返していたらどんどん自信が失われていってしまいますよね?
でも、あなたがダメなわけではありません。
どんなに頑張っても、誰か別の人にはなれないのです。
それならどうしたら良いのか?
今のタスクをどうこなすか考えるのではなく
やることを減らすのです。
具体的には、例えば
タスクを減らすにはどうしたらいいか。
どういうスケジュールをたてるか。
無駄に使っている時間はないか。
こういうことを考えていきます。
やるのが遅いならやる事を減らしてしまえば良いのです。
気持ちで負けてはいけない
要領の良い人が1番すごいかのように、もてはやされる風潮があります。仕事が遅いと、どこの職場に行っても嫌がられる。
しかし、要領が悪い自分はどこに行ってもダメなんだなんて、気持ちで負けてはいけません。
当然のように毎日繰り返しやっていることの中には、時間をかける価値のない事がかなり混ざっています。それらをみつけて減らしていくだけでも、かなり仕事が速くなるはずです。
頑張って速くやる、同時に色々な事をしようとする。
このようなやり方では、仕事は速く進みません。
どれもこれもやろうとするのではなく、取捨選択をして頭をすっきり整理させましょう。
一番時間がかかる仕事はどれか?
合間に待ち時間が多い仕事はどれか?
待ち時間の部分でどの仕事を片付けるのか?
人の手は2本しかありません。
頭は1つしかありません。
ですから、
合間に別の仕事をやることはできますが、同時に別のことはできません。
つまり、同時にいくつもこなそうとすると頭が混乱して集中力が落ちるだけなのです。
どういう順番で何をするのかスケジュールを組み立てたら、あとは今やっていることに集中して他の仕事については考えない方が捗ります。
要領が良いことは素晴らしいのか?
自分の要領の悪さを嘆く人は多いですが、そもそもそれは重要なことでしょうか?
『要領が良い』というのは、与えられた仕事を効率的にこなすことだと私は思っています。
会社は社員に何を求めているのでしょう。
それは、利益を上げる事と、コストを減らす事です。
コストは人が使う時間も含まれます。
つまり、今ある仕事を急いでこなすことが重要なのではありません。
必要のない仕事をなくし、複雑だった作業は簡略化する事の方が重要なのです。
それは『要領が良い』のとは少し違うように思います。
人が作業することが多ければ多いほどミスの確率は上がります。
ですから、ミスしてやり直す時間も考えると
初めから作業自体を減らすことの方が大事なのです。
要領の良さよりも大事なことは・・・
要領の良さより大事なことは、無駄な仕事を見つけてバッサバッサと無くしていく力ではないでしょうか。
勝手にやり方を変えられない仕事は、上司や他部署との交渉が必要ですが、個人的にかえられる部分もあるはずです。
例えば、そんなに重要ではないメールの返信に5分以上かけていたり、必要書類を探すのに毎日1分以上かけているなど。大した時間じゃないと思っている時間が積もり積もって多くの時間になっていたりします。
まとめ
できない仕事は断り、持っている仕事も慌てることなく済ませる、要領の良い人は憧れますね。それと同時に自分はできない・・・と落ち込むこともあると思います。
しかし、人それぞれ得意不得意もスピードも違うのです。
落ち込んで、できないと思ってしまったら諦めて思考停止してしまいます。
そうなる前に、自分にはどんなやり方が合っているのか考えてみてはいかがでしょうか。
人は人。あなたはあなた。
仕事が遅いからといって自分はダメだなんて思う必要はないんですよ。