仕事にも慣れてきて余裕が出てくると
自分のやりたいことって本当にこれなのかな?
他にあるんじゃないか?
でも特に思いつかないし。
仕事が楽しいか?充実してるか?
と聞かれれば
うーん?
と疑問になる。
そんな経験はありませんか?
今回は、やりたいことの見つけ方についてお話したいと思います。
やりたいことを本当は知っている、けれど気付けない
子供の頃、
やりたい事が分からない
とりあえず滑り台でも滑るか・・・
と考えた人はいないんじゃないかと思います。
それが大人になるにつれ
すごく見たいわけでもない動画をボーっと見て
時間を潰してしまったり
やりたくないことを無理してやり続けているうちに
やりたいことに意識を向けるのを忘れてしまったんですよね。
本当はやりたいと思っているのに
今さら挑戦するなんてはずかしい。
失敗したら笑われるかも。
周りに反対されるかも。
と無意識に考えてしまい、
『本当にやりたいことじゃない』
と目を背ける癖がついてしまったのでしょう。
こうなってしまうと、
自分のやりたいことが分からなくなってしまいます。
まずは、自分の心が動くことに敏感になる
自分の気持ちから目を背ける癖がついてしまっていると、趣味すら見つからなくなってしまいます。
まずは、自分の心が動いた時を意識してください。
何かを見たり聞いたりした時、こんな風に思うことはないでしょうか?
あ、なんか面白そうだな。
これなんだろう?
へー、こんなの知らなかった。
もし、少しでも思ったら
まずはやってみてください。
ちょっとだけネットで検索してみる、でもかまいません。
それで面白そうと思ったら
ちょっとだけやってみる。
最初は、気になるけど忙しいから後で・・・
と、すぐに忘れてしまうかもしれません。
しかし、忘れないうちにちょっとだけ試してみる
というのを繰り返すうちに
自分の心が動くことに敏感になってきます。
そうなったら次のステップです。
自分が一番長く続けていることはなんだろう?
今までの人生で長く続けていることはありますか?
思い出してみてください。
夢中になったもの。
夢中とは言えなくても何年も続けていること。
忙しくてやらなくなってしまったけど、時間さえあればまたやりたいと思っていること。
今までの楽しかった思い出と共に、思い出して紙に書いてみてください。
それをやった時どんな気持ちだったのか。
その中に、やりたいことのヒントが隠されています。
静かな場所で、昔の思い出に浸りながら書いてくださいね。
やりたいことは途中で変わってもいい
子供だって、滑り台行きたい!
と走って行ってずっとやっていたのに
突然ブランコに走って行くこともありますよね。
ずっと同じ事をやり続けないとダメと思う必要はありません。
一生やれる事じゃないと!
と自分にプレッシャーをかけてしまうと
やりたいことは見つかりません。
そして、やりたいことは嫌いなことになってしまいます。
想像してみてください。
ブランコ好きな子が
「ブランコが好きなら当然ずっとブランコにのるよね」
と言われてブランコを楽しめるでしょうか?
楽しめる子なんていないですよね。
怖すぎます。
自分でプレッシャーをかけてしまっては、やりたいことなんて見つかりませんし、続きません。
やりたいことは布団の中で見つかった
私は、自分のやりたい事はなんだろうと思いながら
10年近くが経ってしまいました。
その間に、興味を持ったことはとりあえず手をつけてみました。
楽しかったし、勉強になったり充実感はあったけど
仕事にすると考えると結局どれもしっくりこなくて。
今さら新しいことをするの?
経験ないのに転職できる?
生活できるお金ある?
とか、そんな不安も大きかった。
仕事から帰って、家事をして
子供が寝てから睡眠時間を削って勉強するという
忙しい毎日を送っていたある日、
私はめまいで動けなくなりました。
病院でまる一日点滴をしてもらい、
ようやく起き上がれるようになったものの
ふらふらで、とても仕事に行ける状態ではなく
薬を飲み、一週間ほぼ布団の中で過ごすことに。
目を閉じたまま布団の中でできることなんて、ほとんどありません。
私はゆっくり今まであったことを思い返していました。
睡眠時間削って勉強して、動けなくなってちゃ意味がないよね。
という後悔から始まり、
昔は何して遊ぶのが好きだったっけ?
遊んでる時何を考えてたっけ?
なんでやらなくなったんだっけ?
とか。
幼稚園時代から今に至るまで、順番に思い出しました。
その中で、
夢中ってほどじゃないけど、長い間興味を持っていて
好きなことってこれなんだな
というものを見つけました。
私は長い間、本当にやりたいことを探すために
気になったことをやってみたり、睡眠時間を削って勉強したりしてみました。
しかし、忙しい毎日の中でちょこっと考えただけでは
やりたいことなんて見つかりませんでした。
体調を崩して動けなくなったのは困りましたが
布団の中で目を瞑っていることしかできない状態になったからこそ
過去をゆっくり振り返ることができたのだと思います。
やりたいことを見つけるためには、ゆっくりできる時間を作ること
やりたいことを見つけるには隙間時間ではたりません。
じっくりと自分と向き合う時間が必要です。
とはいえ、自分探しの旅に出る必要はありません。
30分くらいでもいいんです。
その時間は、スマホなど気が散る物はなくして
自分と向き合うことだけを考えてください。
自分の好きなことが分かって
このままでいいのかな?というモヤモヤが晴れてくるでしょう。
あなたも自分のやりたいことを見つけて、
ウキウキしながら毎日を過ごしませんか?